ボルドー
​Bordeaux

シャトー・ムートン・ロートシルト 2017年ヴィンテージは、ボルドー地方ポイヤック村に位置する格付け第1級の名門ワイナリーが手掛ける赤ワインです。この年は、春の遅霜や夏の干ばつなど厳しい気候条件に見舞われましたが、ムートンのブドウ畑は奇跡的に被害を免れ、質の高いブドウを収穫することができました。 ブレンド比率は、カベルネ・ソーヴィニヨン90%、メルロー9%、プティ・ヴェルド1%で構成されています。芳醇で非常に色味が濃く、素晴らしいタンニン・ストラクチュアを備えた仕上がりとなっており、肉づきが良く、みずみずしさがたっぷりと感じられます。 2017年のラベルは、フランス人美術家アネット・メサジェ氏が手掛けた「Hallelujah（ハレルヤ）」という作品で、聖書に関連するミルクとワインの二つの物質をリアルかつシンボリックに表現しています。

シャトー・ムートン・ロートシルト 2019年ヴィンテージは、ボルドー地方ポイヤック村に位置する格付け第1級の名門ワイナリーが手掛ける赤ワインです。この年は、7月に非常に安定した好天が続き、夏は陽光豊かで暑く、適度な降雨にも恵まれ、ブドウはまさに完璧と評せる仕上がりとなりました。 ブレンド比率は、カベルネ・ソーヴィニヨン90%、メルロー9%、プティ・ヴェルド1%で構成されています。紫がかった光沢のある濃厚なガーネット色で、ブラックベリー、ブラックチェリー、リコリスのニュアンスとともに、ほのかにミネラルが香る非常に豊かでみずみずしい香りが特徴です。心地良い酸、サテンのように滑らかで濃密なタンニン、力強さと柔らかさを兼ね備えた芳醇な味わいが楽しめます。 2019年のラベルは、デンマークのアーティスト、オラファー・エリアソン氏が手掛けた「ソーラー・アイリス・オブ・ムートン」と名付けられたデザインで、昼と夜、太陽の軌跡を象徴的に表現しています。

シャトー・ムートン・ロートシルト 2018年ヴィンテージは、ボルドー地方ポイヤック村に位置する格付け第1級の名門ワイナリーが手掛ける赤ワインです。この年は、雨の多い冬と激しい雹や霰に見舞われた春を経て、夏には暑く乾燥した天候が続き、ブドウ栽培にとって理想的な条件が整いました。その結果、小粒で糖度が高く、十分なタンニンを含んだ素晴らしいブドウが収穫されました。 ブレンド比率は、カベルネ・ソーヴィニヨン86%、メルロー12%、カベルネ・フラン2%で構成されています。濃厚な外観で深みのある黒色を呈し、ナツメグのニュアンスを含む熟した果実の香りと、メンソールを思わせるほのかな香りが全体を引き立てます。味わいは芳醇でふくよかで、ほのかなスパイスのニュアンスがブラックベリーやチェリーの風味をさらに際立たせ、クリーミーなタンニンと砂糖漬け果実の香りがうまく交じり合い、ワインに芳醇な香ばしさをもたらしています。フィネスあふれる後味と並はずれた余韻が続きます。 2018年のラベルは、中国現代美術の旗手である徐冰（シュ・ビン）氏が手掛けました。漢字のように見えるデザインですが、実は「MOUTON」と「ROTHSCHILD」のアルファベットを、漢字の偏や旁に見立てて一つに組み合わせた創作漢字となっています。

シャトー・ラフィット・ロートシルト 2018年ヴィンテージは、ボルドー地方ポイヤック村に位置する格付け第1級の名門ワイナリーが手掛ける赤ワインです。この年は、春の長雨と夏から収穫期にかけての好天により、凝縮度の高いブドウが育ち、品質の優れたグレートヴィンテージとなりました。 ブレンド比率は、カベルネ・ソーヴィニヨン91%、メルロー8.5%、プティ・ヴェルド0.5%で構成されています。紫がかった美しいガーネットの色調で、熟したプラムやブラックチェリーなど黒果実のアロマに溢れ、ダークチョコ、リコリス、杉などのニュアンスが溶け込んだ複雑な香りが特徴です。凝縮感のある果実味にシルキーで豊富なタンニンと上質な酸が見事に融合した重厚な味わいが楽しめます。 また、2018年はロートシルト家の所有150周年を祝した特別ボトルとなっており、ラベルにはイラストレーターであるエリザベス・ブラックアダー夫人による気球が描かれています。ボトルに赤字で書かれた「CL」はローマ数字で150を意味しています。

シャトー・マルゴー 2018年ヴィンテージは、ボルドー地方マルゴー村に位置する格付け第1級の名門ワイナリーが手掛ける赤ワインです。この年は、春の長雨と夏から収穫期にかけての好天により、凝縮度の高いブドウが育ち、品質の優れたグレートヴィンテージとなりました。 ブレンド比率は、カベルネ・ソーヴィニヨン90%、メルロー4%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド2%で構成されています。深みのある美しいルビーの色調で、プラムやブラックベリーの凝縮感のある黒系果実の香りに、樽由来のバニラのニュアンス、薔薇やタバコ、土を想わせる深く複雑なアロマが広がります。滑らかなタンニンと活き活きとした酸味、力強い果実味が見事に調和した、非常に洗練された味わいです。 また、2018年ヴィンテージは、ワイン・アドヴォケイト誌、ジェブ・ダナック、ジェームズ・サックリングの3つの著名な評論家から100点評価を獲得しており、近年稀に見る最高傑作とされています。

シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン 2019年ヴィンテージは、ボルドー地方ペサック・レオニャン地区に位置する名門ワイナリーが手掛ける赤ワインです。この年は、昼夜の寒暖差がブドウに鮮度をもたらし、恵みの雨がブドウの過熟を防ぎ完熟を助け、素晴らしい収穫条件が整った年になりました。 ブレンド比率は、メルロー53%、カベルネ・ソーヴィニヨン39.5%、カベルネ・フラン7.5%で構成されています。深みのあるガーネットの色調で、カシスやブラックチェリー、プラムなど黒系果実の香りに、スミレや石、トリュフ、土、森林のニュアンスが幾重にも重なる複雑なアロマが特徴です。凝縮した果実味と緻密なタンニン、生き生きとした酸が感じられ、深みのある上品な余韻が長く続きます。 このヴィンテージは、ワインアドヴォケイト誌で99点、ジェームズ・サックリングで98点、デキャンターで97点を獲得しており、高い評価を受けています。

シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン 2018年ヴィンテージは、ボルドー地方ペサック・レオニャン地区に位置する名門ワイナリーが手掛ける赤ワインです。この年は、春の長雨と夏から収穫期にかけての好天により、凝縮度の高いブドウが育ち、品質の優れたグレートヴィンテージとなりました。 ブレンド比率は、メルロー53.5%、カベルネ・ソーヴィニヨン42.9%、カベルネ・フラン3.6%で構成されています。深いガーネットの色合いで、レッドカラントやラズベリー、カシスを思わせる生き生きとしたフルーティなアロマが広がります。加えてミネラル、トリュフ、木炭といったニュアンスを備え、複雑で芳醇な香りに魅了されます。豊かな果実味に滑らかなタンニンが調和する、フレッシュさを兼ね備えたエレガントな味わいです。 このヴィンテージは、ワインアドヴォケイト誌で99点、ジェームズ・サックリングで98点、ワインスペクテイター誌で96点を獲得しており、高い評価を受けています。

シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン 2015年ヴィンテージは、ボルドー地方ペサック・レオニャン地区に位置する名門ワイナリーが手掛ける赤ワインです。この年は、春から夏にかけての好天により、ブドウが理想的に成熟し、品質の高い収穫が実現しました。 ブレンド比率は、メルロー58%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%、カベルネ・フラン7%で構成されています。深いガーネット色を呈し、熟したカシスやプラムのアロマが一気に広がり、ほのかにスパイシーなニュアンスが漂います。力強いコクと豊かなタンニンが心地よい酸味と合わさり、見事なバランスを形成しています。黒い果実の豊かなアロマがミネラルのニュアンスを感じる余韻へと誘う、リッチでありながら優雅な印象のワインです。 このヴィンテージは、ワインアドヴォケイト誌で98点を獲得しており、高い評価を受けています。

シャトー・オー・ブリオン 2017年ヴィンテージは、ボルドー地方ペサック・レオニャン地区に位置する名門ワイナリーが手掛ける赤ワインです。この年は、春の霜害により収穫量が減少しましたが、品質の高いブドウが収穫されました。 ブレンド比率は、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランで構成されています。深いガーネット色を呈し、ブラックベリーやカシスのアロマに、ダークチョコレートや黒鉛のニュアンスが加わります。口に含むと、豊かな果実味としっかりとしたタンニンが感じられ、エレガントでバランスの取れた味わいが特徴です。 このヴィンテージは、ワイン・アドヴォケイト誌で97点、ワイン・スペクテーター誌で96点、ジェームス・サックリング氏から98点の高評価を受けています。